FROZEN
アナ雪をみた。
歌抜粋した動画はみて聴いて気に入ってたが、肝心の本編は評価ほどなのかね?と若干懐疑的だったわけよ。
んで観た結果、良作と判断しました。
序盤異常にテンポ良く話が進みミュージカルも連発。
有名どころの歌も惜しみなくぶち込む仕様。
映像の凝り方も序盤の方がすごかった。
雪キングダム建設後は若干グダってテンポ悪くなってた。歌も少なめ。
あれに尺使うならアナとエルサの幼少期に時間割いた方が良かったような。
「昔あんなに仲良かったのに」の部分ちょい少ない。
この映画について「男いらねーじゃん!」とか拗ねてる男連中が結構
見受けられたのはなかなか信じ難い。(↓こういうの)
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/07/anayuki-genron_n_5660493.html
クリストフがアナの呪い解放に何の役にも立ってない、扱いが酷いということを言いたいらしい。
あの場面はアナはクリストフに駆け寄れば自分が助かる一方、そのまま駆け寄ればねーちゃんは変な王子に殺される場面で、アナが自分を犠牲にしてエルサを助けようというまさに自己犠牲のシーンでしかないのに。
別に男をスポイルしようというわけではないと思うけど。
結局はヒロインを救う王子役っていう図式が崩れたのが面白くないだけなんじゃないのこれ?
助けてもらうの待ってたアナがむしろ助ける側に転じたわけで、
女が目覚めて問題解決の主体になること自体が受け入れられない。
ボクチンが救済する側ナノニブヒブヒ!!
結末にケチつけてるのはこういう層なんじゃないのかね。
クリストフも今までの王子と違って相当主体的に動いてたけどな。
そこら辺はみないで構図からはみ出てることのみに納得行ってない模様。
もういっこ。完全に独り歩きしてる「れりごー」だけど、
あれ完全に終盤の勝利フラグソングかと勝手に思い込んでた。
結構ヤケも入り交じった複雑な歌だったのね。完全なる解放の歌かと思ってたわ。
まーとにかく久々に飽きずに映画みた。
真実の愛=恋愛ボーイミーツガールという王道に対して、真実の愛のパターンを映画できっちり提示したところが良かったですわ。
王道もあるし王道以外もあるし二者択一なわけじゃないっていう当然の事言ってるのに、王道が否定されたと騒ぐのもおかしいわな。
変な王子をわかりやすい悪役にしなければもっと深くできたような気もするけど、悪役は徹底して悪役にするのもディズニーっぽさか。
家帰ってまたおやぢに感想きこう。
さすがに眠いしグダグダだわ。